ジャニオタ10000字(セルフ)インタビュー 〜Kis-My-Ft2 北山担AYAさん編〜

こんにちは。初めてお越しの方ははじめまして。  

コロナウイルスで自粛が続くここ最近。みなさんはいかがお過ごしですか?コンサートがなくなると外出する理由がなくなってしまうわたしは、しっかりインドアを楽しんでいます。キスマイ4daysがなくなり、大変残念ではありますが、生きてさえいればきっとこの先楽しいことはやってくるはず、と信じています。そんな未来のためにも、手洗い・うがい・お掃除・換気をして心身ともに元気に過ごしましょう~!

先週、わたしのブログの師匠、ricoさんが素晴らしい記事を投稿されました。

riiicco.hatenablog.com

なにこれ絶対楽しいじゃん……。もともと自分語り大好きマンのわたしは、オタク人生について書きたいといろいろ構想を練っていたのですがいい表現方法が見つからず…こんな素敵な方法があったなんて。師匠の大きな背中を見ながらわたしも書いてみたいと思います。(本家10000字を読んで予習を済ませました。)

インタビューをされるのはわたし、インタビューをするのももちろんわたし。10000万字なんて書けないと思ってたら書けました。狂気の10000字。お気を付けください。めちゃ長い!(笑)

 

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自分で図鑑とか作ったりしてました

―――なんか最近楽しそうにジャニオタしているよね。
本当ですか?そういってもらえるの、めちゃくちゃうれしいです!わたしのオタクする上でのポリシーでもあるんで!

―――ジャニオタ歴はどのくらいなの?
ジャニーズ自体はよく目にしていたし、周りに好きな人も多くて楽曲もよく聴いていました。でも、FCに入ってコンサートに行きだして~っていうのは2008年からですね。だから12年?くらい。人生の半分まではまだいってないです、まだまだですね(笑)

―――今は北山担なんだよね。2008年はキスマイのFCはまだなかったよね?
そうです。北山担です。それも去年からですけど…(笑)2008年に入会したのは嵐でした。初コンサートも同年の嵐の国立競技場での初日公演でした。

―――北山担への経緯はこれから聞いていくとして、どうやって嵐にたどり着いたの?
たどり着いたというか、嵐がここまでやってきてくれたというか…。先ほど話した通りもともとジャニーズに触れる機会は多かったですね。母がまずマッチさん*1世代ですし、親戚含め、LOVELOVEあいしてるをずっと観ていて、その影響もあってわたしもKinKi Kidsはずっと観たり聴いたりしていましたね。小学生の頃よく遊んでいた友達も剛くん*2が大好きで。その友達の学生カバンの底にでっかく「堂本剛」って書いてあったんですよ、今でも強烈に覚えてます。(笑)

―――でも自分がハマって観ていたわけではないんだ?
そこまでではなかったですね。茶の間*3とも呼べないかもしれない。小学2年生くらいからT.M.Revolutionがずっと大好きで。そっちにハマっていましたね。学校から帰ってきたらすぐビデオ再生してずっと観てました。凝り性なタイプなこともあってか、自分で図鑑とか作ったりしてましたね。CDの品番とかまで覚えてた(笑)

―――それは相当だね。
そうなんですよ。だからジャニーズが入ってくる余地がなかったのかもしれない。小学5年生の終わり頃に親にお願いしてチケットを取ってもらって、初めてT.M.Revolutionのライブに連れて行ってもらって。代々木国立競技場第一体育館でした。ライブってこんなに楽しいんだ~!エンタメさいこう!!って思って、FCに入会してもらいました。(笑)

―――そっちのFC入会が先にあったんだね。
そうです、そこからは毎年ツアーに足を運んでました。そこで出来た友達もたくさんいます。当時は掲示板での交流が流行っていて、わたしも自作HP作ってなんやかんやしてましたね。この数年間はいろいろ濃い時間でした。

―――同年代の友達?
いや、みんな年上です。しかもかなり上。(笑)今考えると、大学生が中学生の相手してくれるってすごいですよね。友達には本当に感謝です。

―――そんな年上なんだ。それはすごいね。
今は疎遠になってしまった友達も多いですけど、今でも気にかけてくれることは本当にうれしいです。勝手にお姉ちゃんみたいな存在だと思っています。

―――その当時はジャニーズには全く興味なし?
いや~そんなことはないですよ。KinKi Kidsは相変わらず聴いていましたし。やっぱり周りの友達にジャニーズ好きが本当に多くて。中学生の時にNEWSがデビューしたんですけど、その時はめちゃくちゃ友達が荒れていましたね。(笑)

―――荒れる?
わたしは当時のジャニーズ事情を知らないですけれど、Jr.担は「なんでこの子じゃないの!?」とか、山P担は「山Pに8人もいらなくない!?!?」とか…今ならもうちょっと気の利いたこと言えるかもしれませんが当時のわたしはサッパリ。(笑)

―――それだけ周りで流行っていたら興味持っても不思議じゃないけどね。
あ~~いわれてみればそうですね。でもなんだろう。あんま周りのこと気にしないタイプですね、昔から。みんなが持ってるから欲しいとかもなかったです。むしろ、みんな知らないものとか珍しいものの方が好きで。まあ、天邪鬼なんでしょうね。(笑)

 

アイドルってめちゃくちゃ優しいですよね

―――T.M.Revolutionは今でも好きなの?
あ~いや~~~…(笑)

―――今ので察したけど(笑)何かきっかけがあったの?
嫌いって訳ではないですよ!(笑)今でも楽曲はよく聴いています。でも、きっかけはありましたね。2006年とかあたりかな?会報を読んでいたり、本人が話している内容にどんどん共感ができなくなっていく自分に気が付いて。「これはファンとしていけない感情だ」となんとなく思っていたので、2008年くらいまでは変わらずライブとかにも足を運んでいたのですが、「やっぱり!無理!」と思って積極的に追っかけるのはやめましたね。

―――変わっていく姿についていけなかったのかな。
いや、逆です。わたしが変わったんでしょうね。子どもながらに気になるところは昔からあって、それが自分の自我が確立されるとともに、違う、と判断したというか。だから彼はなにも悪くないですし、わたしが応援する素養を持っていなかったってだけですね。このスタンスはジャニーズを応援する上でも変わっていません。

―――そこからジャニーズに?
もうちょっと先ですかね。高校1年生の時に、花より男子のブームが到来して。WISH*4のMVばっかり観てました。

―――初コンサートまで3年近くあるよね。
はい。WISHは好きでしたけど、嵐は正直まだそこまでよく分かってなかったですね。相葉くんは妹が昔から好きだったので個別認識していました。二宮くんも、友達が二宮くんに降りてたんで知ってました。

―――カバンに書いていたあの剛担?
そうです(笑)あとは道明寺と、慶應の人と、リーダー。みたいな感じ。ほんとすみません。ってかんじですけど。(笑)

―――本当にお茶の間でもなかった感じだね。(笑)
はい(笑)わたし、その当時いろいろうまくいっていなかったんですよ。高校生活も2年生のころは外に出ることもできなくてほとんど家にこもっていたし…。家も居心地の良かったわけでもなかったので…。

―――それで嵐に?
いや、まだです(笑)その当時は、堂本剛くんばっかり聴いていました。

―――KinKi Kidsではなく?
キンキも聴いてはいましたけど、圧倒的にソロでした。母が買ってきてくれたんだっけな。どう手に入れたかはあんま覚えてないんですけど、ぼくの靴音*5を読んで、なんかとても安心したんですね。「こんな不安の中で過ごしているのは自分だけじゃなかったんだ」って。元々KinKi Kidsは好きでしたけど、なんか違う感覚で。大袈裟に聞こえるかもしれないけど、救われた感じでした。剛くんの発信するものに。PINKって曲があるんですけど、毎日全然眠れなくて、絶望する気持ちとは裏腹にどんどん空は明るくなっていく、そんな絶望の朝焼けを眺めていた自分とリンクするものがあって。〔si:〕は、わたしの人生においてとても大事なアルバムです。

―――剛くんは自分らしくありたい中で葛藤していた方だよね。
そうですね。だから、当時はアイドルとして彼を見ていなかったと思います。まあ、ビジュアルはめちゃくちゃかっこいいので大好きでしたよ。さすがアイドル!って感じでした。(笑)あ、あと、このあたりから数年間、よしもとの芸人さんを追っかけてました。毎週劇場に通ってました。

―――そのころ嵐は?
花より男子リターンズ*6もあったりノリノリ期でいよいよこれからって時。WISHのおかげでもうメンバーの個別認識は出来ていましたし、TV露出も圧倒的に増えていて目にする機会も増えていました。母がドラマの原作を持っていて、普段マンガを読まないわたしが2日くらいで読破して。ドラマは「ありえないっつーの!」って脚本にツッコミ入れながらみていました。どちらかというと作品にハマっていた感じでしたね。そのままの流れで映画*7を見に行って。2回くらい映画館まで見に行ったかな?花より男子きっかけで嵐の過去の作品も全て聴くようになりました。いわゆる、花男落ちの永遠の新規です!(笑)

―――ちょうどT.M.R.に「共感できない」と感じ始めていた時期でもあったよね。
そうです。いろいろうまく噛み合ったんですよね。いままでずっと応援していた人への違和感と、自生活もうまくいかない日々が続いた時の癒しが嵐でした。アイドルってめっちゃ優しいってその時本当に思いました。アイドルってとにかく優しい。

―――優しい?
はい、優しいです。ダメな自分も受け止めてくれるというか。落ち込んだ時は慰めてくれるし、元気になるまで見守ってくれるし、引っ張っていくのではなくて優しく背中を押してくれる。元気になったらまた一緒に走り出してくれる。そんな印象を持ちました。今までやっていたファンって、わたしの勝手な感覚なんですけど、歌手本人と同じメンタルで自分に鞭打って挑まないといけない感覚が強かったので、その落差もあったのかもしれません。「自分が弱っているときにパワー出して応援なんてできないわ!」と思ってたので。(笑)

―――花より男子の映画からコンサートまで、すぐだよね?
ハマったらめちゃくちゃ早いんですよ。とにかくいろいろ調べて基本情報は頭に入れて、楽曲は片っ端から聴いてました。迷ったけど、図鑑は作らなかったですね。(笑)映像ものも見たかったんですけど、DVDはおこづかいじゃ全部は買えないんで、高いから(笑)その時は、手始めにARASHI AROUND ASIA+ in DOMESUMMER TOUR 2007 FINAL Time -コトバノチカラ-を買いました。当時の最新の2枚。この間3か月もなかったかな。で、実際観てみたらめっちゃよかったんですよ。とにかくかっこよかった。「え、松潤無重力じゃん!!やば!!!!*8」って本気で感動しました。常時キラキラしてるし、MCは男子のわちゃわちゃ感だし、でもギラついた感じもあって、わたしの大好きなエンターテインメントでした。これはもう行きたい!って。9月に初の国立競技場でのコンサートが決まっていたんですけど、まだFCに入っていなかったので、必死でチケット探しました。

―――すごい勢いだね。
自分でもあの時の行動力はすごかったなと思いますね。で、なんとかチケットが手に入って。行きました、一人で。(笑)

―――チケット見つかったんだもんね。
本当にラッキーだったと思います。なにごともタイミングと巡り合わせだなって。でも、めちゃくちゃ緊張しました。そんなに曲覚えてないし、C&R*9も分からないし…ライブを経験していただけにいろいろ構えました。ポータブル機にDVD入れてグッズ並んでる時とかも観て予習してました。もうめっちゃ必死。(笑)その時はLucky ManとCARNIVAL NIGHT来たらやばいな~って思ってました。まあ、両方とも唄ってくれちゃったんですけど。(笑)

―――そこまで必死になるのはなんで?
う~ん。やっぱりなんか、昔ライブに行っていた名残というか、せっかく行くなら最大限楽しみたかったんですかね。C&Rなんてコンサートの醍醐味じゃないですか。そんな感じですね。必死になること自体が当たり前なことだと思ってました。

―――そのあとにFCに入会するのかな。
そうです。当たり前にコンサートがよかった。嵐もとても楽しそうで。あ~~~幸せしかない空間って本当にあるんだなってその時に思いました。FC入会は当然の流れでしたね。でも、家族の中では抜け駆け感があったのか反感買いましたけど。(笑)

―――そうだったんだ(笑)その時の担当は松本くんだったんだよね?
いえ、櫻井くんです。(笑)今も大好きです。

―――え?(笑)
え?ですよねえ…わたしもでしたよ。(笑)もちろん、花男から嵐に入っているのではじめは松本くんばっかり見てたんですけど、嵐の画像集めしようといろいろ保存していたら、結果的に櫻井くんの画像ばっかりで…え、わたし櫻井くん好きじゃん!?みたいな。(笑)

―――顔が好みだったの?
それももちろんありますけど(笑)コンサートはもちろん、TV番組や雑誌やいろんなものを見ていくうちに、発信する・体現する力に長けているなって思って。それと同時に、とても不器用だなとも思ったんですね。なんかそのアンバランスさが魅力的に映りました。あと、顔はめっちゃ好きです。

―――去年北山担になったということだけど、2008年から去年までは嵐だけだったのかな。
2013年くらいからかな、他のグループも見ていくようになりました。年に1回のコンサートツアーも当たらなくなってきたことがきっかけかなと思います。当時は今以上にテレビを始めとしてメディア露出は追いきれないくらいめちゃくちゃあったんですけど、やっぱりコンサートが大好きだったので。嵐は変わらず大好きだったのでその埋まらないギャップに耐えられなくなってきてFC辞めようかな~ともぼんやり思ってました。

―――他にはどのグループを?
妹が見ていた関ジャニ∞は気になりました。あと、妹が見ていたKis-My-Ft2A.B.C-Zと…全て妹きっかけですね。(笑)あ、KinKi Kidsもいよいよアイドルとして応援しだしました。

―――妹さんとは仲が良いの?
めちゃくちゃ仲良しです。大体好みとかも同じなんで、2人でコンサートや舞台を観に行くこととかも多いです。でも面白いのは好きなグループは同じなんですけど絶対に好きなメンバーは被らないですね。これは絶対です。(笑)

―――敢えて気を遣って、なの?
いやあ?妹はどうかわからないですけど、少なくともわたしは気を遣っていません。(笑)一番面白かったのは、二人ともA.B.C-Z初現場で入った2013年のABC座ジャニーズ伝説を観に行った時の話なんですけど。当時、妹は戸塚くんが好きで、わたしは特に好きって人は居なかったんですね。なんとなく知っていた塚ちゃんかな~みたいな感じだったんですけど、観劇後には戸塚くんのことが大好きになっていて。「うわ、やっと妹と好み被った~~~」と思って打ち明けたら、妹はその舞台がきっかけで橋本くんが好きになったという。(笑)

―――ある意味、好み全然違うんだね。(笑)
そうですね、よくよく考えたら全然違うってことですね。(笑)

 

わかった感じでツイートしてるのを読んで、ちょっとイラっと来ちゃったんですよね。(笑)

―――2013年には嵐以外の現場にも足を運んでいたんだね。
そうですね。2013年はDD*10の幕開けって感じでした。いま書いていたグループ全部の現場に行き始めたんじゃないかな。やっぱり現場、その中でもとりわけコンサートが重要でしたね。その中では特にKis-My-Ft2に興味を持っていましたね。当時はまだ単発放送だったキスマイBUSAIKU!?や、信長のシェフ*11の時期で1ヶ月1万円生活をしている玉森くんめっちゃかわいいなって。(笑)

―――玉森くんきっかけだったんだ。
う~~ん。入口はそうなのかなあ…これもタイミングだったんですけど、気になっていた時期に、信長のシェフにハマっている方からマイレジ*12の初回盤を頂いたんですよ。視覚情報って本当に強い。キスマイ全員認識しました。その時には既に北山くんが好きだったかな。マイレジの歌声が好きで。ダンスも好きだったし、とにかく魅せ方が上手いなって。でもウケ狙いで話すトークは若干いまいちだったり…(笑)ちょっと不器用な感じもあって。北山くん一強で好きでした。

―――櫻井くんの時も不器用って話をしていたね。
あ、そうでしたね。自分の萌えポイントなのかな。(笑)でも玉森くんがドラマやっていなかったらこういう巡り合わせも起こらなかったでしょうから、玉森くんに感謝ですね。そのままの流れで数か月後の横浜アリーナまでグッズ買いに行ってました。チケットは手に入らなかったのでせめてグッズだけでもと(笑)その頃には過去のメディア全作品をまとめて格安で譲っていただいて、FCにも入っていたかな。次のコンサートに備えて(笑)

―――また、勢いがすごいね。(笑)
そうですね、相変わらずです。(笑)だからスノドコン*13行く気満々だったんですけど、なぜか当たらなくて!ふざけんな!って感じでした。(笑)結局、翌年2014年の秋がキスマイ初コンサートです。*14

―――でもまだその時点では櫻井担なんだよね?
うーん。この時期からよくわかんなくなってきました。そもそも担当というもの自体の定義がよくわからないし「担当って何?」みたいなことばっか考えてました。反抗期みたいなもんですかね。(笑)その当時は、間違いなく櫻井くん大好きで、それは揺るぎなくて。でも、各グループにもうちわを持ちたい好きなメンバーはもちろんいたので。

―――具体的には?
関ジャニ∞では大倉くん。A.B.C-Zでは戸塚くん。これに剛くんと櫻井くんと北山くんを加えて…もうわけわかんないでしょ。(笑)

―――そうだね。
でも担当を増やすもしっくりこないし。そもそも担当って増やすものなのか、とか。とりあえず当時はわかりやすく、大倉担とか戸塚担とかツイートしてましたけど、正直しっくり来てなかったです。あと「ジャニーズ全員集合して仮面舞踏会を踊っているときに真っ先に探す人が担当。」とかもよく聞いたんですけど、多分わたしが現場にいたら端から双眼鏡で全員を追って各人の場所を確認すると思うんですよね。だからなんかピンと来なくて。そうなってくると、櫻井担って名乗るのもどんどん違和感を覚えていってしまったんですよね。櫻井くんだけ好きだった時代があったこともあって、櫻井担に失礼かなあとか。

―――担当、ってもの自体にそこまで悩んでいたんだね。
悩んでたというか、しっくりこなかったんです。わたしは何事も、仕組みを考えたり、カテゴライズしたり、物事の根拠とかを重んじてしまうので、担当って言うくせにふわっとしている感じがいやだったんですね。

―――でも去年、北山担と宣言したんだよね?
そうですね。経緯については、別で記事を書いたので読んでいただくとして(笑)あとね、実はその記事に書いてないきっかけがもう一つあって。

―――なになに?
もうぶっちゃけちゃいますけど、ちゃんと担当として好きなアイドルがいる人が、今まで過去に好きだった人をこれ見よがしに「○○担」としてわかった感じでツイートしてるのを読んで、ちょっとイラっと来ちゃったんですよね。(笑)継続してコンサートに行ってる感じならまだよかったんですけど、そうじゃなくて。でもちょっと待てよ、と。コンサートに行ってるDDってだけで、もしやわたしも大して変わらないのでは???みたいになって。(笑)

―――気が付いたんだ。(笑)
はい。(笑)じゃあわたしは誰担だ?っていうのを考え始めました。それが2018年とかかな。関ジャニ∞の件もあって、考えが加速していきましたね。で、北山くんを担当とすることになったんですけど、宣言したらなにか憑き物が取れたかのように身軽になった感じがして。他のグループの現場も今までより楽しめたんです。

―――ホームがある感じなのかな。
そうなのかもしれません。みんなのことが1番に大好きだよ!!なんて無理ってことですね。1番の席は一つだけでした。(笑)

 

好きになる人は、割と簡単に「好き」とか言ってこない人たち

―――変わらず櫻井くん、ひいては大倉くん戸塚くん剛くんも好きなんだもんね。
そうですね。大好きです!でもKinKi Kidsは自分の中でちょっと異色ですね。基本的にメンバーの個人現場って好きなメンバーしか行かないことがほとんどなんです。キリがなくって。でも、KinKi Kidsは2人ともの個人仕事に積極的に足を運びますね。あと、最近は、ふぉ~ゆ~の福田悠太くんも大好きです。みんな好きとは言え、それぞれに気持ちの強弱あるのは正直なところです。

―――数いるメンバーの中でもなんでその人なの?とか聞いてもいいのかな。
ありがとうございます!よくぞ聞いてくれましたって感じです。(笑)好きになるって理由がなくて、全部後付けっていうのは前提ではあるんですけど…ずっと熱量高く好きでいられる人たちは、一緒に仕事をしたい、って思う人たちですね。

―――仕事をしたい?
わたしは職業としてアイドルを選択し続けてくれていることにまず感動をしていて、その表現方法、言ってみれば仕事の成果を見せ続けてもらっているんですよね。その人の仕事観とか、人生観とか、そんなものの集大成がそれぞれのアイドルとしての在り方なのかなと思っていて。好きになる人たちは必然的に仕事への取り組み方が好きってことになるのかなって。特に櫻井くん、北山くん、大倉くんはその部分がとても好きで。あと、光一くんもです。上司にしたい人ランキング1位です。(笑)

―――でも、みんなアイドルとして頑張っているよね。
それはもちろんそうです。みんなそれぞれいろいろ考えてプロとして取り組んでいるのは理解しています。雑誌とかでいろんな方の記事を読むこともありますが感心しています。なんていうのかな、その想いをどのように体現していくか、頑張り方がその人のアイドル像になっていくのかなって思っていて。結局、それが好みかどうかなんでしょうね。基本、上司にしたいと挙げた方たちには”ムラがない”んです。仕事の品質に。安心感、安定感、いつものやつをいつもくれる。でももちろん進化もしてる。あとはあれかな~~~割と簡単に「好き」とか言ってこない人たちですね。(笑)それ以外の方法でファンに対する気持ちや想いを示してくれまくっていて、よくよく考えたらめっちゃわたしたちのことドストレートに愛してくれてるじゃん、やっば…!みたいな……これ伝わってます?(笑)

―――大丈夫。(笑)
わたしが好きなちょっと不器用な部分っていうのはそういうところなのかもしれません。いろんな不器用があると思うけど、わたしはそこ。で、毎回思うんですよ。「そんな賢いのにそこへたくそか??むしろ策士なんだな??」って愛おしい部分でもありますね。そして「わたしたちには伝わっているよ、大丈夫。」ってつながりを感じたいのかな。福田くんについてはまだそこまでちゃんとよくわかってないですけれど、舞台上の彼や、いろいろを見ていると安定していつものをくれるなって思います。そして、全然甘いこと言わない。(笑)

―――福田くんについてはかなり温度高いよね。(笑)
はい!なんか、気が付いたらめちゃくちゃ好きでしたね。今は特にすべてが新鮮で楽しいです。そう思うとやっぱり、好きに理由なんてないのかもしれません。(笑)福田くんについては先日、トンチキ記事を書きあげましたので、よかったら見てください!!(笑)

 

好きな人は間違いないと思っています。お花畑上等です。

―――ありがとう(笑)やっぱりジャニーズはもうなくてはならない存在なのかな。
う~ん。なくても生きていけるとは思います。(笑)でも、それって服って着れたらそれでいいじゃん?とかご飯なんて栄養バランス崩さなきゃなんでもいい、って感じと同じ感覚で、全然楽しい人生じゃないんですよね。エンタメ自体が生きる上での楽しみをくれるから。いろんなエンタメ好きで観に行きますけど、非現実的な世界をこの現実世界で魅せてくれるエンターテインメントに関してはやっぱりジャニーズが一番だなって思います。とにかくジャニーズエンターテインメントが大好きです!

―――ジャニオタとしての目標ってある?
うーん……心穏やかに好きを摂取していくこと、でしょうか…(笑)ジャニーズを好きでいることは楽しむことが一番の目的なので、雑音はシャットアウトしてます。意図的にそうしていますね。わたしには人を見る眼があると謎の自信をもっているので(笑)自分の好きな人は間違いないと思っています。お花畑上等です。

―――最後に自担である北山くんとジャニーズにメッセージをお願いしようかな。
ジャニーズにメッセージ…これ、難しくないですか?みんなちゃんと答えられてます?

―――いや、どうかな(笑)はい、お願いします。
えっと……まず、北山くん、アイドルでいてくれてありがとう。本当にかっこいいです。ポジティブだし、タフだし、勉強熱心だし、決めるとこは決めてくれるし、大好きです。北山くんじゃないとだめです。たまに自己犠牲が強い気もするけど、それが北山くんの選ぶ生き方なんだろうなと、わたしはそれを全力で応援します。むしろ応援することしかできないけど、これからもアイドルを続けたいと思いながら続けてくれたら嬉しいです。そして、ジャニーズというエンターテインメントが永久に不滅であってほしい。きっとジャニーズが救う世界はもっとたくさんあると思うから。たくさんの人にときめきと感動を与えてほしいです。重かったですか…?(笑)

―――ううん。ありがとう。とても楽しかった。また話する機会があるといいな。好きになった人を個々に掘り下げたりしてみたい。
ありがとうございます!わたしもとても楽しかったです。是非!好きポイントたくさん語らせてください!本日はありがとうございました!!!

―――ずっとエンターテインメントがそばにあったAYAさんの人生。その中でもとりわけジャニーズは特別だと、話す姿を見てとてもよく伝わってきた。浮き沈みの激しい人生だったとあっけらかんに話すまでにはきっと、たくさんの感動に支えられた日々があったのだろう。

 

インタビュー・文:AYA

 

*1:近藤真彦

*2:KinKi Kids 堂本剛

*3:コンサートなどには行かずにテレビを見たり雑誌を読んだりwebサイトを見たりといった、メディアの閲覧を主とした自宅のお茶の間で応援するファンのこと 

*4:嵐の15thシングル。花より男子の主題歌。2005年発売。

*5:堂本剛のMyojoの連載。ここではそれが書籍化されたもののこと

*6:花より男子第2期ドラマ

*7:花より男子F

*8:Timeツアー松本潤ソロ曲にて披露された演出。ワイヤーで吊られ無重力状態のように歩いたりぐるぐる回ったりする。通称MJウォーク。

*9:コールアンドレスポンスの略

*10:誰でも大好き、の略

*11:玉森裕太主演2013年テレビ朝日系ドラマ

*12:My Resistance -タシカナモノ-:信長のシェフの主題歌

*13:Kis-My-Ft2 SNOW DOMEの約束 IN TOKYO DOME。2013年12月に開催。

*14:Kis-My-Ft2 2014 Concert Tour『Kis-My-Journey』