平成元年生まれ。30代に突入しました。

生き方を振り返る話はnoteにだらだらと書いたので、こちらではジャニオタとしての思い出をまとめておこうかなと思い、したためてみました。(どんなだけ書きたがりなんだよ。)

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でも、そのくらい20代、この10年間は私にとって人生観を嫌でも変えさせられる、大きく意味のある時間だったのです。

20歳

20歳になったのは2009年12月。ちょうど嵐が10周年のツアーを回っている時で、12月にコンサートも行きまして。その頃は人生の中でもまあまあどん底にいた時期で僕が僕のすべてとBelieveがわたしの心の支えでした。
当時の嵐はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで国立競技場も毎年恒例になりつつありました、わたし自身は2年参加することができ、Beautiful World(2011年)では人生初のアリーナ席で、嵐って本当に存在するんだ…なんて2週間くらいはぼーっとしていました。
2011年は大きな地震が。その当日、入院していて自宅にいなかったわたしはそばにいない家族の心配と、心細さと、不安まみれで、病床に置いていたジャニーズジャンボうちわ(櫻井翔)をただただ眺めて心を落ち着かせていました。無事に退院できたので、ワクワク学校の参加もできました。初回開催以降は参加することはできなかったけれど、全速力で走る櫻井翔ツーブロックかっけえ、って記憶は今でも鮮明に残っています。

22歳
オタク活動に変化が見え始めます。嵐以外にも興味を持ち、ABC座初演を見に行ったり、スノドコンに行こうとしたりし始めます。*1
元々、母がたのきん世代で、わたし自身も幼少期からKinKi Kidsだったり、カウコンだったりをよく見ており、中学生の時にはNEWSがデビューするにあたって友達とみんなであーでもないこうでもないと好き勝手話をする程度にはジャニーズを好きではあったものの、でも実際に現場に足を運ぶことは嵐しかしていなかったのに…。

ここから、ジャニオタ全開生活の幕開けである。

23歳の頃、(2019年時点暫定)最後の入院生活をしていたころは嵐だけでなく、Kis-My-Ft2も聴くようになっていました。Smileばっかり聴いていたなあ。24時間テレビも病院で過ごしていたのですが、消灯時間21時以降はテレビが見られないと聞いていたのに「今日だけはいいよ」という情報を手に入れることができず、クソ真面目に21時に病床へ。朝起きたら、患者さんが「昨日ドラマ面白かったね~!」と話しているのを耳にし、「おおぉおん!??!ついに嵐も例外的に消灯しなくてよいと認められる世の中になったんか???」と情報弱者の生きづらさを小さなコミュニティで体感。

24歳の誕生日を嵐のコンサート*2で過ごし、2014年からは、各グループの推し*3を生でみる、というわたし以外の人にとっては、心底どうでもいい目標を掲げて生活をしていました。(これは今でも続けていて、今年は目標達成できました)
しかし、そのころ嵐のチケットはまったく当たらず15周年がらみのものも含め、軒並み縁がなく。その翌年も、恒例のドームツアー*4に加え、久しぶりのアリーナツアー*5を回ってくれましたがいずれも参加できず。全然当たらないし、FC入ってても意味なくね?????なんか、このもやもや、どうしたらいいんだろう…いやいや待てよ・・・・・ここでFC更新しなかったらマジで一生当たらなくね????と、とりあえずほぼ惰性で更新し。その翌年は久しぶりにコンサートに参加することができました。*6


とにかく、わたしの20代前半は、見えない何かに怯えながら暗いトンネルをひたすら走り続けていた時期で、嵐は、そのトンネルで励まし続けてくれた存在でした。絶賛公演中の20周年のコンサートでも、Believeのイントロを聴くとその当時を思い出して、涙が止まらないです。乗り越えたはずなんだけどなあ。
あとは『Smile(Kis-My-Ft2)』と『象(関ジャニ∞)』と『君といた(戸塚祥太ソロ)』もわたしの心にあった重りを軽くしてくれた曲たちです。


25歳には、定職に就くことができたこともあり、オタク活動の幅が広がりました。オカネ、ダイジ。コンサートも円盤もとにかく自分の思うがままに観たり買ったりしよう、それが仕事の原動力となっていたのは間違いありません。

27歳にはお付き合いしていた方と同棲を始めたのですが、家で気軽にDVDを見られないストレスを知る。せっかくデケえテレビ買ったのに意味なくね…?ところが徐々に自分の時間の作り方もわかるようになり、むしろ土日をデートや会う時間に使わなくて済むようになったので、現場の数が増える。(ひどい)本当に、理解のある人でよかったです。
大倉くんと横山くんが番組で取得した資格をわたしも取得。これについては別途記事を書こう書こうと思って、2年経った今も未だ未着手。30歳になってしまったけれど必ず書きます。書く。書け。

29歳は、結婚をしたこともあり、ようやくお世話になった人たちに恩返しができるような余裕も生まれた気がします。役所に紙を持っていっただけなのにこんなに喜んでくれるんだ…と。中でも、SHOCK*7を見に行くために、母と初めての二人旅行に行けたことは、とても感慨深いものがありました。もっとたくさんいろんなところに行きたいし、お金の負担も極力かからないくらいになれるよう、わたしももっと頑張らないとなって思いました。きっとオタクやってなかったら二人で旅行に行こうなんてなっていなかったと思うので、オタクやっててよかったです、ほんと。

2019年12月。30歳になりました。
誕生日の当日にはENTA!を観劇し、その翌日にはKinKi Kidsのコンサートに参加。30代もバリバリ欲張りに楽しみます。


嵐は活動休止を発表し、関ジャニ∞は5人となり、ジャニーさんもこの世界を旅立ってしまった、この年。わたしも北山担を宣言してみたりもしました。
その中で「20代の過ごし方は悪くなかったんだなって思ってみてもいいんじゃないか?」って自分を認められそうな年でもありました。もう二度と戻りたくない、同じ経験なんてしたくないのが正直なところだけれど、永遠がないことも、光があるなら必ず影があることも、冷静にちゃんと受け止めて、考えようとすることができたのは「当たり前の幸せ」に気が付ける20代があったからだなと思いました。というか、そんな風に言い聞かせています。

何事も、有意義にするのか、無意義にするのかは自分次第だから。30代も、なんでも意味のあることとして捉えていきたいし、全てポジティブ。ネガティブなことが起こっても、それ自体はもちろん悲しく苦しいが、どうせ悲しむなら最終的には良い経験にしたい。
全力でオタクを楽しみ、事あるごとにハイパーポエマーを遺憾なく発揮していこうと誓った30代の幕開けでした。


北山くん、だいすきだよー!!!!!

 

2019.12.14

*1:結局スノドコンはチケットが手に入らず、体調不良もあったため参加ができなかった。

*2:ARASHI Live Tour 2013 “LOVE”

*3:嵐の櫻井くん、キスマイの北山くん、関ジャニ∞の大倉くん、A.B.C-Zの戸塚くん、KinKi Kids堂本剛くん

*4:ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism

*5:ARASHI “Japonism Show” in ARENA

*6:ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?

*7:Endless SHOCK at 梅田芸術劇場