北山担になりました。

え、知ってた。いまさら?
という方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、改めてこれを書くことには私なりの意味があって。
昨年掲げた目標達成の有無や今年の目標を掲げる記事を書くよりも先に書いておきたいことだったのでとりあえずキーボードを叩く指の動くままを見守りたいと思います。


ちょうど1年前に書いた、自担論について読んで頂いていない方もいらっしゃると思いますので簡単にお話しすると、嵐の櫻井くんを好きになってから、好きな人がどんどん増えていく掛け持ちってやつでした。
自分としてはDDではないと思っていたけど、大して変わらないし、そもそも気にしていないのでいちいち否定もしなくていっかって感じ。
お友達からは気持ちの切り替えが上手で羨ましいと言われたこともありますが、掛け持ちへの風当たりが強いなと感じることが多かったのも確かです。
(掛け持ちやDDの定義についての議論はとりあえずここでは置いておきます。)

で、その記事では、【自担を一人だけにしている場合と掛け持ちの場合、それぞれ愛情の差はあるのか】って焦点で書いていたわけなんですが、愛情なんて綺麗な言葉で書いてますけど、要はそれぞれに対するお金の落とし方や割く時間、その他諸々を指していて、それらは掛け持ちでもそうでなくても大して変わらない。愛し方なんて人それぞれだよね。というオチでした。
今振り返れば、あの時にはもう、きっと【自担が5人います】って表現に自分自身が違和感を覚え始めていて、どうにか落ち着かせるために書いていたおまじない記事だったのかもしれない。
だから振り返って読んでも全然つまんない文章だし、何言いたいのかわからないのかなあなんて。(今がわかりやすく面白い文章だとも思っていませんけど(笑))

 

北山担になるまで

遡ること1年前。
大きなきっかけは4月にすばるくんが事務所を辞めると発表したことだと思う。
わたしの中で何がって言えるわけではないのだけど、何かが大きく変わったことは間違いがなかった。自分の応援しているグループでこのような事象が起こるなんて夢にも思っていなくって、その時期はいろんな人たちの好きな気持ちに触れる機会がとても多かった。まっすぐな好きや、迷いがある好き、好きがどんどんいびつになっていく様も見かけた。
そんな中わたしはというと、よく分かんなくなってしまって、考えることをやめてしまった。とにかく7人で歌って踊る姿を永遠に見られないのはとても残念だし、大倉くんの人として真っすぐな姿を見てかっこいいなあって思っていることで精一杯。

そこでのあのブログ。意味不明なのもなんとなくわかる。
当時のわたしなりに精一杯頑張った好きの表明だったのかもしれない。

その後も変わらず主要グループの様々な現場に入る。
万全ではない中でFUNKしている剛くんも、6人体制の関ジャニ∞も、ホールツアーのA.B.C-Zも、西武ドームのキスマイも。(やっぱり嵐は入れなかった)

そんな中、動きつつある気持ちがもう一つ。戸塚くんに対する心境の変化。
ありがたいことに書籍発売記念イベントにも参加できて、戸塚くんの「素」に近い部分に触れられる機会をたくさんもらえた年だった気がした。
しかし、それが彼を応援したいと思う際の悩みの種になってしまう。
アイドルを応援する上で、わたしはどちらかというとその人の「素」がどうなのかよりも、現場やTVでいかに自分の見たいものを見せてくれるかどうかの方が大事で、その人の人間性が好きであればあるほど、現場に入って髪型が惜しいとか、レギュラー番組をみてなんでメイクしていないの!と思ってしまう。結局のところ人間性よりもパフォーマンスやビジュアルの方がとても大事なのだなと痛感した。
あと、戸塚くんの美貌の力を知っていたので、どうして発揮してくれないのかなあ…というのも大いにあったのだと思う。

そんな気持ちは9月の大宮で大きくなり、その気持ち抱えて10月にえび座へ。
本当に楽しかったし、ジャニーズが解散するときには涙してしまったし、それぞれのソロも本当によかった。とっても良い舞台が見られた多幸感に包まれていたが、でもなんだか今までの高揚感とはやっぱり違っていた。

で、同時期にキスマイの冬コンが落選した。
わたしはスノドコンも落選していて、なんでまた!冬コン!当たらないの!!と思いながら、腹いせにコンサートの当日にネイルサロンや美容室を予約したが、結局はそんなことは気休めにもならず、めちゃくちゃ必死にチケットを探していた。
幸い、フォロワーさんからお声がけいただき、参加することができた。(重複してしまいお断りしてしまったお友達には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ありがとうね。)

 

必死にチケットを探しているわたしをふと客観的にみたときに、不思議な感覚に陥った。果たして他のグループで落選をしたときに、こんなに必死に探すだろうか?

というか、ここまで必死にチケットを探していたのは、人生で初めて入った嵐のコンサートの時以来だ。

 

嵐は初めてのコンサートから数年間毎年は入れていたが、当たらなくなってしまってからは、母数がはんぱないので探す気が起こらなくなってしまっていた。
この感覚は実に久しぶりだった。

去年の12月、わたしは周りに「わたしは!北山担になります!!!」と宣言し始めた。
「知ってたよ?」とか「そんな気はしてた」と言いながらも、そうかと納得してくれた人が周りにしてくれて本当に感謝しています。
自分でも掛け持ちを始めたここ5年近くの宙ぶらりんなオタク生活をどう捉えようか消化しきれていないので、「降ります」という表現が正しいのかもよくわからず「なります」と表現してみた。

戸塚くんにはわかりやすい心境の変化があったので具体的に書きましたが、決して戸塚くんのことを悪く言っているわけではないです。彼のこともA.B.C-Zも好きだし、応援しています。
でも、オタクはあくまで消費者で、彼らを変えることもできないし、それを望む時点で違っていると思っているので、(6人になる彼らをみて非力さを痛感したのもあって)ありのままを受け止められるかが、とても重要だと思っています。
つまり、わたしは戸塚くんに選ばれなかったのだな、と思っています。

 

オタクとしてのスタンスは何も変わらなくて、いままで同様入りたい現場には入るし、好きな気持ちは叫ぶ。今までと違うのは、北山担として、ということだけです。
でもとっても不思議なのは、「北山担だ」と公言しただけで憑き物が取れたかのように視界がクリアになっていく感覚があったんだよなあ。わたしは何も変わっていないのに。むしろ2019年はオタクをしていた期間の中で一番現場に入っている年になりそう。

 

公にしたのは初めてなので、これを機にフォローを外していただいても全然大丈夫です。
長い文章、ここまで読んでくださりありがとうございます。

 

北山宏光くん、だいすき!!