2023年のエンタメ事情を振り返る。

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タイトルを変えてみました。


⁂・・・ジャニーズ関連→25
*・・・非ジャニーズ→8

1月
関ジャニ∞ DOME LIVE 18祭 / 東京ドーム
⁂悪魔の毒毒モンスター REBORN / EX THEATER ROPPONGI *2

2月
⁂『ダブル・トラブル』=2022-23冬= / 新国立劇場 小劇場
*堂島孝平生誕祭 -2023-

3月
⁂午前0時のラジオ局 / 銀座博品館劇場
*次長課長コーナーライブ「河本軍VS井上軍」第5戦 / ルミネtheよしもと
*ミュージカル「おとこたち」 / PARCO劇場

4月
*幾つの大罪~How many sins are there?~ / EX THEATER ROPPONGI

5月
⁂ウィングレス(wingless)ー翼を持たぬ天使ー / 紀伊国屋サザンシアター
⁂Endless SHOCK / 帝国劇場 *3
⁂Endless SHOCK-Eternal- / 帝国劇場 *2

6月
⁂リーディング音楽劇『ジャングル大帝』 / 東京建物 Brillia HALL

7月
⁂Erother_meeting Do more the E_FUNK / 東京国際フォーラム ホールA *2
⁂SHOW BOY / シアタークリエ *3
*次長課長コーナーライブ「河本軍VS井上軍」第6戦 / ルミネtheよしもと

8月
*ムーラン・ルージュ! / 帝国劇場
*エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~ / 東京芸術劇場 シアターイース

9月
⁂舞台『銀河鉄道の父』 / 自由劇場 *2

10月
⁂ふぉ~ゆ~ LIVE TOUR 2023 HAPPY 4U. HOUR / LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂
チャーリーとチョコレート工場 / 帝国劇場

11月
観劇なし

12月
⁂JUN MATSUMOTO EXHIBITION「PERSPECTIVE -時をつなぐ眼差し- / 六本木ミュージアム
KinKi Kids Concert 2023-2024 / 東京ドーム
⁂「ENTA!6」 4U. ZEPP in de SHOW / Zepp DiverCity *2
*OUT OF ORDER / 世田谷パブリックシアター

番外編
*「んぽちゃむと給食」/ BOX cafe&space ルミネエスト新宿
*ビバ~マツケンサンバⅡワールドカフェ~オレ! / 渋谷PARCO TOKYO PARADE goods&cafe
*ターポリン記入 / 豊洲PIT
*THE CEREMONY-櫻井敦司へ- / Zepp Haneda

 

今年は本当にいろいろなことがあった。
正直、心身ともに疲弊した。

ジャニーズ事務所の元社長に関する話題、それに伴う社名変更や経営体制の変化。相次ぐタレントの起用中止、タレントの独立、それらのバッシングや憶測でのSNSでの情報の拡散など。本当に疲れてしまった。一方で、法治国家そのものや「疑わしきは罰せず」という司法の考え方など、自分自身の考えをアップデートする機会になった。これは良かったことかもしれない。

それと同時に、自担であった北山宏光さんのグループ卒業と事務所退所。TOBEへの移籍。これに関しては別でお気持ち表明しているのでここでは控えるけど、大きな出来事だった。

わたしの人生の人、BUCK-TICK櫻井敦司さんが旅立ってしまった。虚無感はあるもののいまだに実感がない。メッセージを書いて、献花もしに行ってもなお。

 

元々、今年はジャニーズ以外の舞台も興味があったら見に行ってみよう!という気持ちでいた。

ミュージカル「おとこたち」のポスターを、渋谷を歩いてたらたまたま見かけた去年の11月。藤井隆氏も出るし観てみたい!と思い、その場でチケットを買った。舞台はもちろんおもしろかったし、WOWOWの放送もしっかり録画した。大原櫻子めっちゃすごかった。ユースケ・サンタマリアさんは小学生のころからずっと好きで、テレビの中の人って感じだったのだけど、舞台を見てさらに好きになった。タイミングよくCSで踊る大捜査線のテレビシリーズ一挙放送がされ、しっかり録画してさらに熱が加速。OUT OF ORDERは全然チケットが取れず諦めかけていたけど、たまたま公式Twitter(現X)アカウントのチケット販売中のツイートを見かけて、たまたま予定が合ったので買えちゃった。しかも注釈付きでなく、とてもいい席だった。まさに”芳醇なコメディー”で、アドリブではない作りこまれた面白さ、だいすき!!!ユースケさん来年は大河で安倍晴明役ですって…どうする、わたし。

幾つの大罪もとっても好きなタイプのお芝居だった。戸次重幸さんのソロプロジェクト第2弾だそう。戸次さんも好きな俳優さんの一人。どんでん返しが2回くらいきて最後の1シーンで暗転した瞬間「え…?もう一回最初からみたい!!」と興奮した。マチネを観たのでそのままソワレ当日券並ぼうと思ったくらい。(体力的に見送った)また戸次さんがソロプロジェクトやるなら観たい!そしてTEAM NACSも観てみたいと思ったけど、あれ、激戦なんだよね???

ムーラン・ルージュは、帝劇のミュージカルも観てみたいとずっと思っていて、レミゼとかミス・サイゴンとかエリザベートとか…と思ってたら、ムーラン・ルージュ初演とな!ということで観に行きました。入った瞬間すげーーーー豪華!ゾウがいる!あの風車も回ってる!!井上芳雄さんと平原綾香さんキャストの回を観劇。おとこたち以来の橋本さとしさんもいた。ほんとたのしかった!再演が決まっているので、ぜひまた見たいなあ…

エブリ・ブリリアント・シングは、佐藤隆太さんの独り舞台。すごくいい舞台だった。彼は舞台向きの役者さんというか舞台が好きな役者さんなんだなって思った。お客さん参加型の舞台なのだけど、対応力がすさまじくて誰も傷つけないし開演前からの雰囲気作りも素晴らしかった。再演を熱望されていたということだったけど、納得した。佐藤隆太さんはTHE3名様が大好きで気になる俳優さんの一人。同作出演者の塚本高史氏は舞台より映像作品の方が好きとのことだけど、岡田義徳氏と3人で舞台とかやってくれないかなあ~

次長課長コーナーライブはなんのきっかけで見ようとしたんだっけ~~といろいろさかのぼっていたら、多分よしもとの110周年記念のイベントで110円の公演をすることとなり久しぶりによしもとのチケットサイトにログインしたことだった。15年ぶり?とかのルミネtheよしもと。懐かしかった~~~~やっぱりすきだ~!ってなった。タイミングが合えば継続して観に行きたいな。

なんかいい感じに心の支えになったかもしれない。今までのようにジャニーズだけの現場を待っていたらもっと不安になっていたかも。勝手にね。すっごく楽しかった。世の中にはもっと素敵な演劇があるんだろうなあってわくわくしちゃう。

 

とはいえ、やっぱりジャニーズがすきなことは揺るがない。ふぉ~ゆ~とKinKi Kids、この2組への想いが強くなった2023年。自担が福田悠太さんになった2023年。やってくれようとすることはちゃんと見届けたいと思った。
12/16のKinKi Kidsコンサートの最後のあいさつで「こうして2人でステージに立っている、これがすべて」と話してくれて泣いてしまった。こんなに強いメッセージがあるだろうか。どうにか続けられるように、って2人がそう思ってくれているなら、それが全てなんだって。
ふぉ~ゆ~YouTubeチャンネルの初回で「事務所都合の解散」ってキーワードを福田さんが出していて、カメラが回っている前提でどこまで本気で話していたのかはわからないけど、そういう可能性もゼロではない感覚で仕事をしているのかなって思ったりもした。なんていうメンタルなんだ…4人でいたら楽しい、4人で一緒にいよう?とか、個人仕事が多い中で、4人でなにかをしてくれようとすることがとっても多くて私は本当にうれしいです。ふぉ~ゆ~、ありがとう…


www.youtube.com

 

来年はどうなっちゃうんだろう?という気持ちは結構ある。
けど、どうにもできないのでただただ見守って、楽しそうな演劇は観に行って、純粋に楽しむ。

ふぉ~ゆ~の王道テレビお正月生放送、堂本光一さんお誕生日公演(とは言ってないけど)、隅ヤン2、オードリーのオールナイトニッポン15周年東京ドームイベント、などすでに楽しみなことも待っている2024年。来年の堂島くんの生誕フェスにもいけたらいいなあ~~~~

 

あと2023年のブームといえば「Pokémon Sleep」。
ドはまりしています。Pokémon Go Plus+も購入。スプレッドシートに記録してシミュレーター回してそれなりに楽しんでいます。そのついでにPokémon Goも始めました。これも気が紛れた一つの要素だったね。ありがとうPokémon。ニューイヤーイベントもがんばるぞ。

 

2024年はもしかしたら人生の大きな出来事が起こるかもしれない、と思っているけど、なるようにしかならんので!!!

身体に気を付けて、健やかに過ごしたいと思います。

これを読んでくださっているあなたも、どうか穏やかに健やかに過ごせますよう。

わたしと櫻井さんとBUCK-TICK

わたしって、櫻井敦司さんに関する何かって書いたことあったっけな?と、いろいろ見たけど、mixiの日記かTwitter(現X)くらいしかなかった。

 

BUCK-TICKのヴォーカリスト櫻井敦司さんはわたしにとって人生そのもの、といっても過言ではない。空気以上に当たり前でずっと一緒にいた。あまりに陳腐な表現だけどそれ以外に思いつかない。それこそ、生まれる前からそうだった。
自分の人生においてBUCK-TICKって当たり前の存在すぎて振り返ったことないなと思い、とりとめのない文章になっちゃったけど、自分のために、BUCK-TICK・櫻井さんと自分の人生を改めてなぞる。

 

わたしは1989年生まれ。
BUCK-TICK年表的にはちょうど活動休止期間に生まれた。生後1月も経たないうちに活動再開、惡の華が発売。そんな時系列。

母がわたしを妊娠し実家を出ることになった際に、妹(=私の叔母)からの餞別としてダビングしたカセットテープを持たせてくれることになったらしい。その時の母からのリクエストが天使のざわめき 悪魔の囁き*1
そのオーダーをもとに、SEXUAL×××××!SEVENTH HEAVENTABOOを持たせてくれたとのと。それがBUCK-TICKとわたしの出会いのきっかけである。BUCK-TICK  de 胎教。

 

わたしの叔母はいわゆるバンギャで、遠征も含めていろいろ飛び回っていたらしい。
X、D'ERLANGER、COLOR、BY-SEXUAL、LADIESROOM、STRAWBERRY FIELDS…多分もっといろいろ通っていたんだと思うが、わたしの聞いたことあるなという記憶にあるのはこのあたり。LUNASEAファンの叔母の友人もいたな。(楽曲を聞いていたというよりも、叔母の部屋にCDが置いてあったり、キーワードとして耳にしていた程度)

Vanishing Visionと写る幼少期のわたし こっこ(わんこ)と共に

叔母や母曰く、Xに関してはめちゃくちゃ英才教育されていたらしいのだが、正直さっぱり記憶にない。私の記憶にあるのはBUCK-TICKとhideだけ。それを大人になってから打ち明けたら叔母が絶句していた。これに関しては遺伝子レベルの問題だと本気で思っている。
赤いパッケージのBUCK-TICKのMV集はず~~~~っと見ていた。叔母の家はBUCK-TICKを見に行く場所だと信じて疑っていなかった節があった。胎教を信じたくなるレベルでBUCK-TICKのMVを求めていたらしい。インプリンティング度がガチ。櫻井敦司がわたしにおける男性の基準になってしまった。母からは「言葉もしゃべれないうちからこのビデオは見せろと訴えていた」「おむつで立てノリしていた」「櫻井さんのまねっこをしていた(証拠写真あり)」など、エピソードトーク豊富。本屋さんでの会計時に店内有線放送で流れていた惡の華を大熱唱する1歳女児、ロックでしょ。
叔母に頬に「B-T」って書いてもらって喜んでたし、ギターの構えはちゃんと右利きなのにレフティーだし、そのおかげで中学のころ自分で購入したレフティギターはさっぱり上達せずに挫折した。

わたしの子守の親

幼稚園~小学生の頃は、自分から居間にあるラジカセでSEXUAL×××××!~COSMOSまでを重点的に聴いていた。ほんとにず~~~~~~っと聴いていた。子供ながらCOSMOSの歌詞カードにある「生死」の文字の仕掛けとか、dtd、93曲目まである…!?*2とか、とっても楽しかった。

特に、狂った太陽殺シノ調ベdtdSix/Nineが大好きだった。Six/Nineは一番好きな盤。人生において大きな1枚だったから、自分の結婚式で1曲くらい使えないかと必死で考えて「love letter」ならなんとかなるやろ思ったけどならなかった。鼓動にすればよかったかな。(そういう問題ではない)(結局、結婚式では「RENDEZVOUS 〜ランデヴー〜」を使った。)

もともと歌詞を気にして聞かないタイプの感覚人間というのと、小学生なんで歌詞の意味なんて半分くらいわかっておらず、大声で歌っていた。(ミュージカルたくさん観るようになったけど未だに歌詞を追うのが苦手)母からは「家ではいいけど、外ではあまり大声で歌わないほうがいいかもね」と優しく諭されたのを覚えている。確かに「汚物にまみれスカトロの空!」なんて楽しそうに歌ってたら、そんな小学生、普通に考えたらやばい。

高学年くらいになって自分のラジカセを買ってもらい、そのくらいからSSLとかOL,ODも聴いていた気がする。そして赤いビデオの代わりにB-T PICTURE PRODUCTをめちゃくちゃみていた。Six/Nine全部入ってるの最高すぎませんか????

小学校6年生~高校2年生くらいまでT.M.Revolutionにめちゃくちゃはまり、ライブも行きまくっていた。小学2年生のときにHIGH PRESSUREを聴いたのがT.M.R.好きのきっかけだったけど、小6あたりからはのめり込みがすごかった。家族ぐるみですきだったのでコンテンツに触れることも容易で、MVやライブビデオもカット割りを全部覚えているし、ライブのMCも一期一句同時に言えるくらいには観ていた。自分でルーズリーフでTMR図鑑とか作ったりしていた。

その間もBUCK-TICKはずっとわたしの中にいてくれていた。変わらず曲も聞いていた。
でもなんか、あまりに恐れ多くて「ライブに行きたい」っていう思いがなぜか湧いてこなかった。存在していない神様みたいなものだと思い込んでいたのかもしれない。

2005年、BUCK-TICKのトリビュートアルバム*3に、西川貴教氏が参加することになった。「なんて巡りあわせなんだ」と思った。Luis-Mary*4時代の話をするときにBUCK-TICKの話が出ることはあったが、まさかお仕事で交わるなんて想像もしていなかった。彼は、T.M.Revolution名義ではなく当時活動していたバンド名義*5での参加。「ドレス」を歌うことになった。そのトリビュートアルバムのイベントが開催されることとなり、そこでようやく本物のBUCK-TICKを目の当たりにする。

当日、会場に着いたのが遅くて、会場入ったらすでに清春が歌っててあ~~もう始まってら~と思いながら歩いてたら、急に櫻井さんが出てきて「!?!?!?」ってなった。それと同時に「本当に実在するんだ…」って思った。

  1. THEME OF B-T
  2. Baby, I want you.
  3. RENDEZVOUS~ランデヴー~
  4. Alice in Wonder Underground
  5. ROMANCE
  6. DIABOLO
  7. 夢魔-The Nightmare
  8. スピード
  9. JUPITER

当日のセトリ。なにこれちょ~~~たのしいセトリじゃん。初めてのBUCK-TICKライブでツンドラ教の礼拝できたのうれしかったね。

少し話を脱線すると、遠藤ミチロウさんがMCで「猫って人の気持ちわかりますよね」的な話をしていたのがなぜかとても印象に残っている。祖父がなくなったときにわたしも全く同じことを思っていたので「やっぱりそうだよね!?」と思春期のわたしはミチロウさんラブになってしまった。なぜか断片的な記憶。近くのファンの人が「あっちゃんみたいなこと言ってるww」って話していたのも覚えてる。
ロックのライブ初体験で、Jのときにみんなライターの火を点けてたり、ほんとにヘドバン率高かったり、いろいろたのしかったフェスだったな。

そこからのわたしは、T.M.R.からは離れ、お笑いのライブに入りびたるようになり、その数年後にはジャニーズのアイドルのコンサートにめちゃくちゃ行くようになる。

 

実はPARADE以降のわたしは、精神的に参ってしまいなかなかダークな思春期を送っていた。24歳くらいからようやく社会性を持てるようになっていったが、その頃もBUCK-TICKは聴いていた。自分の命を諦めてしまいそうになっていた時期だったけど、ある種、ポジティブでない楽曲が多いことはむしろ救いだった。死をたくさん歌ってくれた櫻井さんには感謝しています。

2016年、当時26歳。わたしの転機。
社会人としてお賃金をもらえるようになってきたころ、3回目のCLIMAX TOGETHERが開催されることになった。「行ってみようかな…これ逃したら次、12年後だし。」と、チケットを申しこんだら取れちゃった。初、ワンマン。しかも、あの、伝説のCLIMAX TOGETHER。ほんとにかっこよかった…それでも夢みたいだった。やっぱりこの世に存在していることを実感できなかった。

ライブに参加したのはこのCT3rdと2022年の35周年のHIGH SIDE。この2公演だけ。
35周年横アリのセットリストはSix/Nineからのセレクトが多くて、ほんっっっとうに嬉しかった。あの時期の曲をたくさん歌ったのもなにかの巡り合わせかなあ…なんて思いながら、帰りの電車でほくほくした気持ちでおうちに向かった。

櫻井さんにかわいい…なんて感情が生まれる日が来るなんて思ってもみなかったInstagram初投稿。(キュートな人、とは別の意味でのかわいいは初体験)

www.instagram.com

これって、まだ1年前の話なんだなあ…すごくびっくりする。こないだの28年ぶりのMステなんてまだ半年しか経ってない。録画したビデオでは見せてもらってたくらいで、物心ついてからは初めて出演したみたいなもんだったからとってもうれしかった。

 

 

2023/10/24の14:00、通院先の病院の会計待ちだった。お知らせをみて、頭が真っ白になって手が震えて息ができなくなった。なんとか取り繕って普通に病院を出たけど、駅へ歩きながら涙が止まらなかった。

ぜんぜん意味が分からなくって、でも現実みたいってことだけが、ニュースとかいろんな人のツイートで分かった。何とか整理していた脳内も、今井さんのInstagramの投稿で、また頭が真っ白になってしまった。本当に辛い知らせを聞くと心が痛むっていうけど、本当に文字通り心臓あたりが痛くなるんだって知った。

 

ライブ中に体調が悪くなって、3曲を歌い終えた後にスタッフの方の肩を借りてステージから捌けて、その日の公演が中断になったお知らせを聞いたとき、シンプルに”怖い”って感情になった。心配よりも怖かった。そのあといろんな方のツイート(現ポスト)をみて、ゆーた氏がブログをお休みすることを見かけて、もっと怖くなった。けど、まさかね。だった。
LINE通知とそのお知らせのタイトルと見たときに、心がざわついた。この類のタイトルのお知らせでポジティブだったことが、これまでの経験上、ほとんどなかった。アクセス集中していたからInstagramを開いた。

ほんとうに、いまも、悪い夢であってほしい。

 

なんか、一生ずっとこのまま5人で続くと思ってた。そんなはずないのに。
人間だから、永遠はないのに。櫻井さんは、わたしよりも23歳も年上なんだから、ね。
でもそんなことを感じさせないくらい、ずっと5人で一緒、コンスタントに新譜は発表され、変わらないビジュアルに、変わっていく音楽性。普遍的な存在で居続けてくれたから、永遠を夢見たくなる要素しかなかった。

 

何かBUCK-TICKにできないことはないのかな?って、ない頭で必死に考えて、その日にBUCK-TICKのファンクラブとWebサイトに入会した。「今?このタイミングで?」と思われるかもしれないけど、これがわたしのタイミングだったんだと思う。なにか直接、できることってないかなって思って。CD買うとかいろいろ考えたんだけど、ここに行きつきました。

 

いまでも、ぐるぐるしていて、嘘みたいだなあって思ったり、あ、本当にいっちゃったんだ…って思ったり、の繰り返し。自傷行為かなと思いながらもたくさんBUCK-TICKの映像と音楽や過去の番組も見ている。多分、逃避のほうが近いのかな…

母ともLINEでやり取りしている。昔の曲の話とかその当時の話をしたりしていた。「昔の曲を聴くと幼いころのあなたまで思い出して泣いてしまう」と、本当に生まれたころから好きだたもんね、って。それに加え「あの時(乳幼児のころ)、子守をしていたのは叔母ではなく間違いなく櫻井さんだった」という出典が出てわろた。

 

昨日の夜、M-ON!の追悼番組を観た。
”追悼番組”というキーワードが鉛のように心に溜まっている。けど、観た。


そのあとなんとなく、ヒロシさんと櫻井さんとのSWITCHインタビューを再生した。
孤独について話していた。

久しぶりに観て感じたのは、自分が小学生のころずっと孤独が平気だったのはBUCK-TICKがずっといたからだったからかもって。やっと気が付いた。クラスで一人ぼっちになることなんて割とよくあったけど、奥底で人は孤独であることを、小学生ながらにわかってたのかもな~~まあだってSix/Nine聴きまくってたしな~~~なんて思った。当時は半分以上歌詞の意味分かってなかったけど。
嘘つかれたり嫌な言葉を投げかけられたりするダメージはやっぱり苦痛だったけど、一人でいることについては子供のころからあまり苦痛ではなかったかもしれない。もともと集団行動よりも自分のやりたいことを優先して生きていたしなあ……私の心のふるさと”新宿”という街が好きな理由も、集団からの解放が大きかったりもするしな。ま、冗談抜きで友達あんまりいないし…。

そして、めちゃくちゃ内向的な人間だったんだな~~って思い知った。わたしのキャラクターって話量が多くおふざけも多いから、結構人好きのする社交的で外向的できなイメージを持たれやすいんだけど、根は本当に明るくない。これは結婚式の選曲した時にも感じていた。マジで暗い。あまりわかってもらえる人は少ないけど。

 

 

自分語りはこの辺にして(5800文字も書いている)
波はあれど、これまでのように自分なりの距離感でBUCK-TICKと生きていこうと思います。豊洲か羽田には訪問したいと思っています。正直、わたしなんかが行っていいのかなって思うけど。でも、櫻井さんとBUCK-TICKは、ここまで生きてきたわたしの血や肉となっているのは間違いがないから。

大袈裟でなく、生まれる前から聴いていたから。

櫻井敦司さんは、私の人生の人で初恋の人で永遠の人。

愛をこめて。

*1:2ndシングル JUST ONE MORE KISSのワンフレーズ

*2:アルバムdarker than darknessの隠しトラック

*3:PARADE〜RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK〜

*4:西川氏がTMRより前に組んでいたバンド

*5:abingdon boys school

always luv for you

 

これまでふぉ~ゆ~に関する記事って書いたことあったっけなと振り返ってみたら

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変態性癖吐露記事くらいしかありませんでした。

ふぉ~ゆ~のことがとても好きなこの気持ちを文章にしたことがなかったので、これまでの経緯の整理も兼ねて、したためてみようと思います。

 

わたしはいま、ふぉ~ゆ~がとっても大好きです。4人まるっと好き。その中でもとりわけ福田悠太さんには特別な感情を抱いています。

最初は「Endless SHOCK」に出ている人たち。というくらいの認識。とはいえ、A.B.C-Zを応援していた時期もあったからよく名前は聞いていたし、人気だなあ~とは思っていました。あとは、嵐のバックに付いていたので、M.A.D、って感じ。

SHOCKにおいては、そもそもフクダのキャラクターが大好き。3枚目キャラというかなんというか、ああいう立ち位置大好きなんだよ、わたし。なんせフクダは顔がいいし。

 

ふぉ~ゆ~のことを好きになって福田悠太さんが自担になってくれた今日まで、
・2019年
・2020年
・2023年
が、自分の中でも大きかったと思います。

 

最初のターニングポイントは2019年。
SHOWBOY初演とSHOCKの梅芸公演があった年。

SHOWBOY、あまりにおもしろすぎた。とにかく最高だった。これがすべてな気がする。入った日のアンケートはもれなく書きなぐった。「再演希望!!!!」ってあんな興奮しながら毎公演書いていたのは人生で初めてだった。本当にめちゃくちゃよかった。2023年も再々演された事実がそれを証明している。

SHOCK梅芸公演はライバルがユウマだったので観に行きたかった。ユウマのライバルは当時わたしの中で一番だった。というかシンプルに彼の踊りの形が好き。フクダが決まっていなかったら観に行かなかったか?と言われると微妙だけど、普段遠征をそんなにしないわたしにとっては、ユウマとともにフクダも十分、背中を押す要素にはなった。そしてなぜか福田悠太さんのフォトセとステフォを買って帰っていました。

そのまま厨房男子も観に行っちゃった。客降りのときに大地くんに顔覗かれちゃって「顔小さくておめめおっきいな~~」なんて思いながら思ってみてました。実は2019年は、入った現場で一番辰巳雄大を観ていた年でもあった。トリッパー遊園地・BACKBEATのおかげ。

Winter Paradise(冬パラ)2019も運よく当たった。(というかふぉ~ゆ~の現場の数がえげつない)席は3階席の一番後ろだったのですが、内容がわたしのジャニオタ人生にめちゃくちゃ刺さる内容で、席とか全く関係ない最高の楽しさ。もう一回JAM見せてほしい。無秩序と秩序。
ファンサえっぐ…と1Fの様子を傍観してたのもつかの間、終盤で突然後ろの扉から出てきてキラキラを放出させながらわたしの手を握って一瞬で去っていった辰巳くん……幻か?
おまけに、入れた日が福ちゃんのお誕生日公演で「俺、コンサートで祝ってもらったの初めてかも…」とかあのニコニコなお顔で言われたら頭わしゃわしゃしたくなるじゃん?かわいいじゃん??その日のLINELIVEもずっと照れててちょーーーーかわいかった。辰巳くんが飛び入りでお祝いしに来てて、その時も嬉しそうで、福辰めっちゃよ~~~!ってなってた。福ちゃんってかわいい人だなあって思った。

そうなったらENTAも観に行かないわけがないでしょう???(そうなの?)
福ちゃんは登場するや否や「オイオイオイオイオイオイ」と言いながら近づいてきて、ハイタッチというよりほぼ殴ってきてた。怖かった。お立ち台曲があって、なんとまた辰巳くんが目の前。「今年、一番近くでみたアイドルは間違いなく辰巳くん」と思いながら豆みたいなサイズのお顔を眺めていた。ENTAでは福松と越辰に覚醒した。

わたしはあまりファンサをもらうのが得意ではない。むしろ苦手な部類かも。近くで見たいけど自分のことは認識されたくない。そんな拗らせているタイプなので、接触が多いことがハマっていく材料になることは、正直あまりなかったように思う。

とにかく触れたコンテンツがめちゃくちゃ面白くて楽しかった。現場厨なわたしはごろごろごろごろ転がっていった。
補足:2019年のジャニオタ事情を振り返る。 - 私の言葉には余白がない。

 

2020年、新型コロナウィルスが蔓延し始め世の中が一変。

悪魔の毒毒モンスターは滑り込みセーフで観劇することはできたものの、その後、あらゆる演劇公演が中止。自分の楽しみにしていた公演も何公演も中止になっていった。阿呆浪士のチケットを持っていたのに観に行くことができなくて無駄にしてしまったことを後悔した。いつ観られなくなるかわからないんだ、って思い知った。なんなら2023年の今でも後悔している。

一方、自分自身の仕事のスタイルは何も変わらず、毎日感染の恐怖に怯えながら仕事をしていた。社内でなぜか自分のいる部署だけリモートワークの許可が降りず、その理由も不明瞭だったのでかなりストレスだった。そのころ、ふぉ~ゆ~が毎日のようにLINEを送ってくれたり動画を投稿してくれたりしていた。同じころにLINELIVEのプレミアム会員になった。通勤の時にいろんなことをお話ししてくれる4人を見ることがわたしの心の大きな支えになっていた。おかげで福越に覚醒し、今や一番好きなコンビとなってしまいだいぶ拗らせている。

LINELIVEの存在がわたしにとって命の恩人みたいなもので、死にかけていた心を救ってくれた感覚。大げさだけど、自分のつらいときに支えてくれたものって、人生において大きい存在なんだよねえ…やまちゃんいろいろ文句言われてたけどわたしは感謝してるよ、まじで。毎週ゆ~たちのスケジュール押さえてくれてありがとうだった。
ちなみに冒頭の狂った記事を書いていたのもこの頃。

現場復帰はフラッシュダンス。これももともと持っていたチケットを中止に伴い手放して、再販したチケットだった。準備して電車に乗って会場へ向かってドキドキしながら幕が上がるのを待つことが、こんなに素敵な時間だったんだ…って実感した。

2020年のふゆパラでは、1曲目のキスミスとその次のE4Yで涙が止まらなくて困った。本当にずっと泣いていた。コンサートって当たり前じゃないんだな~~~って当たり前のことを実感していたら、感極まって涙腺がバグってしまった。そこそこ前列だったので目に付いてしまったのか、各メンバーが頷いてくれた。なんて優しい人たち。
「みんな声が出せないなら、ふぉ~ゆ~、踊ります」と宣言してバチバチに踊りまくってくれたパート。ソロパートのときの福田さんのお口ぷくーっとした表情が今でも鮮明に覚えていて、あんなかわいい顔するのずるくない!?!?とまた泣いていた。

その年のENTAは自分のお誕生日だった。そんな日に福ちゃんは前髪あってめちゃくちゃドストライクなビジュアルで登場。コントでは「あやちゃん 待ったって だめ。あや 待ったって だめ。謝ったってだめだあ\ドドンッ/」と自分の名前を連呼されひっくり返りそうになった。
補足:2020年のジャニオタ事情を振り返る。 - 私の言葉には余白がない。

その後も個人舞台も含め、楽しく過ごしていたものの、2019年に北山担宣言をしていたわたしは、あくまでちょこちょこ楽しませていただいている人間、という立場で居させてもらっていた。あくまで気持ちの上ではね。(でも気持ちが一番重要)

 

2023年、今年に入って自担が退所することとなった。
アイドルの活動においてグループ比重が大きいわたしはかなりのダメージを受けた。しかも今後7人でのコンサートは行われないということもわかり、2022年7月が7人の歌って踊る姿をみた最後の機会になってしまった。大きな喪失感だった。
北山くんに対する想いは別の記事にあるから今回は置いておくけど、自分がアイドルを応援するにあたってわたしってどうなんだ?と改めて考える大きなきっかけになった。

 

箱推しとか個人担とか特定のキーワードを使うのはいったんやめて、お話ししたい。
この人が好きだ、と思う人には、その人の歌って踊る姿、楽しくお話しする姿、あらゆる姿を見たいと思う。ただこれらは”グループの中にいるこの人”になってくる。ここが割とアイドルを応援する人たちの中でも分かれる点な気がする。
グループの連帯感とか、グループの中での見せ方とか、ダンスのフォーメーションとか、ハモリとか、アイコンタクトとか、メンバーとお話しするならではの姿とか。
全てにおいて見せてほしい姿がグループありきである。出されたものはおいしくいただきましょう精神ではあるが、前提が変われば話は変わる。つまり、グループを卒業してしまう好きな人からは、私にとって見せてほしいものを提供してもらうことは、今後当面はほぼ絶望的であることが確定したわけである。

ここからは、キスマイを批判しているわけでも、誰かと比べるつもりもなく、単なるわたしのお気持ち表明として受け取っていただきたい。前述のようなスタンスのわたしは、キスマイを見ているとつらい気持ちになる場面が正直何度もあった。明らかに偏ったやり取り、リアクション、メンバーのグループ仲に関する発言など、結構キツかった。でも、やり取りは気のせいかも、とかって思うようにして、グループ仲についてもそれぞれの考え方があるし、何より7人で歌って踊る姿を見ることができればチャラになった。ほんっとうにキスマイ7人のパフォーマンスってかっこよくてギラギラキラキラで、天下取れるかもって本当に思って応援してたから。

メンバーとのやりとりは、卒業発表した後のほうがなんかよかった。なんでこれが最初から見られなかったのかな~って思うくらいには。それと引き換えに最高のパフォーマンスは見られなくなってしまったけど。

これを認めると、なんか応援してきた数年を否定する感覚になってしまって、どうしてもできなかったんだけど、これは相当自分の中で大きいんだなって思った。それを認めたときに心のどこかでホッとした自分もいた。

正直、”本当に”仲がいいのかどうかとかはクソほどどうでもよくて、目に見えているところでわちゃわちゃしてくれていればそれでよかった。だって、本当のことなんてファンには知りえない。それも含めてアイドルだと思っていたから。

わたしが最初にコンサートにいくことになったグループ「嵐」は、その点がフィットしまくりだったんだと思う。なんか仕事を超えた仲の良さがありそうな雰囲気もあって。そこまで偏りなく。自分がどん底にいた時期に救ってくれた存在だった。大袈裟でなく命の恩人。

嵐の仲の良さについて「そうしないと立っていられなかったのかも」っていう櫻井くん。「ずっと4人でいるよね…?」と今回の組織改正に伴いメンバーに聞いちゃう福田くん。なんか、このメンバーでいることに強いこだわりをもっていることに安心感がある。嵐の休止も「5人で嵐として居続けること」に強くこだわったからこそのあの幕引きだったと思っているので。
7人が7人であることにこだわっていなかったかというと、そういうことじゃないのは応援していたからさすがにわかる。けど、メンバーとの会話とかやり取りを実際に見たときに違和感がないかどうか、という要素はわたしにとってあまりにも大きい。

ふぉ~ゆ~には「4人」でいる瞬間に不安や悲しい思いをしたことが全くない。むしろ4人でいて~~~!もっと見せて~~!とばかり思う。安心感がある。単にふぉ~ゆ~の在り方が自分の性に合っていたんだと思う。彼らもなんか仕事を超えた仲の良さがありそうな雰囲気があって、いいなあって思います。とっても心地がよかった。
ほかのメンバーの個人舞台も見に行きたい!!ってほかの人の個人仕事に興味を持ったのも久しぶりの感覚でめちゃくちゃたのしい。あ~~~偏りなく、グループ全体を応援するってこういう感覚だよなあ~~~って。

ずっと蓋をして気が付かないふりをしようとしたけど、そういうことがわたしにとってはすごく重要だなと再認識しました。
「仲良しごっこ楽しんでいればいいじゃん」とかいう悪意のある言葉もたくさん見かけてたけど、仲良しごっこの何が悪いんじゃ。癒されるだろ。「ほんとに仲悪いと思ってるのw?」とか本人たちのことをさっぱり知りもしない一般人から煽られるこもあるけど、わざわざ仲悪いごっこを見たいわけでもないのですみません。と。売られた喧嘩を買ってみるとこんなに性格悪くなっちゃうんですね。やめておこう。(事後)

各Gの良い悪いの話ではなくて、わたし個人にフィットするか否かだけ。そして、世の中が移り変わっていくように、好きなグループも好きな人個人も自分自身も移り変わっていくものだから、その時にフィットするものを楽しんで。むりしなくていいんだ。

 

卵が先か鶏が先か論争はもはやどうでもよくて、なるべくしてなった。
そう思うようになりました。

 

いまのわたしにはふぉ~ゆ~のやさしさがとっても嬉しくて救われる。だから応援するし、そのグループの中で特別な感情を抱いてしまった福田悠太さんがわたしの担当になってくれています。

 

もっとふぉ~ゆ~のここが好き!を書いた記事になるかと思ったのに、全然方向性変わっちゃった。福ちゃんの顔の右側がすきとかそういう話たくさんしたかったのに、それはまだ次回!!!

 

2023.10.16

ジャニーズ事務所、ありがとう。

これからもよろしくお願いします。

変われない弱さ 変わってしまうのも弱さ


北山くんがジャニーズ事務所を退所して、1月半が経った。

 

8/31にFCで動画を更新。その日に彼は去っていった。本当にあっさりしていた。

9/4にはKis-My-Ft2がアリーナツアーを実施することが発表された。

 

退所してから14日後、TOBEからの予告。

画像

あの赤い靴と太ももと髪の毛と配信日で誰もが北山くんだろうと分かった。


38歳の北山くんが、自身の誕生日に、TOBEに所属をし活動を行うことをYouTubeで発表。

www.youtube.com

その直後、公式FC、X(旧Twitter)・Instagram公式アカウントを設立。新設したInstagramアカウントで早速インスタライブを配信した。

わたしはというと。

珍しく、退所した翌日に記事を更新した。

cbkcbkcbk.hatenablog.com

キスマイのコンサートにはエントリーし損ねてしまった。当たるかどうかはさておき、申し込みだけはちゃんとしておきたかったのに…

9/14には宮田ニキおめ、と同時に、あ~~予想してた誕生日復帰発表が本当に来てしまったと思った。

9/17は車を運転していたので、車内でYouTubeInstagramの配信を流していた。信号待ちの時しか顔を見られなかったけど、まあ変わらずかわいい顔して、いつもより饒舌で、いいおべべ着せてもらってましたね。なかいしゃんありがとうございます。

その日のうちにFCに入会しました。自動更新はなし。

その後はSNSが更新されればTLに通過する日々。

キスマイのコンレポを目にして何とも言えない気持ちになって泣いてしまった。”泣く”という行為は、言葉にならない気持ちが涙になって溢れてくるものだと思っているけど、まんまその通りだった。あのセットリスト、7人で観たかったです。AkumuやSmokin’ Hotをかっこよく歌う北山くんが観たかったです。
ちゃんと6人のKis-My-Ft2のかっこいい姿を目に焼き付けておけば、諦めもついたのかもしれないなって、変なこと考えたりもした。

 

心の整理はついていない。
とりあえずFCもなんとなく流れで入会したけど、入る理由も入らない理由もよくわからない。
退所発表のときからずっと「大好きなものを大好きな人に奪われてしまった」という感覚が抜けなくて、毒だなあと思っている。でも北山くんへの負の感情があまりない。むしろ普通に好き。もっと冷めて萎えるかと思っていたのに…。幼少期から聞き分けのいい人間であろうとする癖からなのか、しかしこれが結構きつい。いっそ「悪い人~~!裏切者~~!」って全面的に北山くんのせいにできる方が、可哀そうな人だけど、でも、よっぽど楽なんだと思う。

 

昨日、ふぉ~ゆ~のコンサートに行ってきた。

最高だった。
ジャニーズのエンタメって世界一だなって思った。

グループでコンサートを開催してくれる、みんなでステージに立って歌って踊っているっていう瞬間が、本当に幸せで尊い時間なんだなって思った。
個人舞台も喜んで見に行くけど、4人のコンサートが一番すき。(ENTAは別枠)

ジャニーズ事務所の一連のゴタゴタも結構メンタルに来ていて、それに加えて北山くんを応援している人とキスマイを応援している人との醜い争いにももううんざりだった。「もう、アイドル追っかけるのもやめようかな」って思ってたくらいには疲弊していた。けど、そんなの間違っている。よくわからない人たちによって自分のしあわせを奪われてはならない。大切に大切にしたい、尊い存在であることを再認識させてくれた。

ソロコーナーも新しい試みで、酸欠で絶命しかけるくらいの素晴らしい内容だった。そこで分かったのは、わたしにとって、ソロ曲・ソロコーナーはグループ活動があるからこそ刺さるんだなということ。例えば、KinKiの二人のソロコンはめちゃくちゃ好きだし、もっとやってほしいけど、KinKi Kidsのコンサートには代えられない。わたしはね。

 

グループ離れてソロになられちゃうと「なんか思ってたんとちゃう~~~~~~(CV:横山裕)」になってしまう。でもそれは、まだグループを離れたアーティストのソロコンサートを体感したことがないからかもしれない。

その時が来たら。アップデートされるかもしれないね。その日が来るのを楽しみにしています。

 

 

私は担降りしました。というか、北山くんに降りられちゃった。
担当はジャニーズならではの文化だと思っているので、私の担当は福田悠太さんです。
櫻井翔さんは、ちょっとまだ別次元にいる人なので。教祖みたいなもんです。

 

 

変われない弱さ
変わってしまうのも弱さ
だけど僕等忘れない
大切な想い
(NO.1/スネオヘアー)

 

さよなら自担

8/31をもって北山宏光さんがKis-My-Ft2を卒業、ジャニーズ事務所を退所した。

わたしの自担。
気になり始めたのは10年以上前。
「この人が自担です!!!」と公言したのは初めてだったかも。
最初で最後。

「ともに」は受け取ったまま未開封
キスマイBUSAIKU!?、さんま御殿、キスラジ、テレガイAlphaも未視聴。

昨日のFC動画はみました。
ジャニショのお写真もなくなる前に買った。
東京中日スポーツもさっき買ってきた。
ジャニーズのニュースでスポーツ紙を買うこともなくなるかもなあ。
ふぉ~ゆ~がなんらかのデビューを決めたら買うかも。

 

cbkcbkcbk.hatenablog.com

「8月末まで全力で応援し続けたい」なんて偉そうなこと書いていたけど、この2ヶ月間でわたしにできたことは、ゆーっくり今までの生活からキスマイ濃度を薄めていくことくらいだった。でも、それはそれでよかったのかもしれない。

結局、KITAYAMA DOU!?*1には一度もコメントを送れなかったし、X*2でもハッシュタグはおろか、どうにか検索除けをしたくて”きたやまくん”と書くばかり。本人にはなんにも伝えることができなかったけど、ありがとうの気持ちでいっぱいです。Endless SHOCKのヒロミツ、とってもかっこよかったよ。

 

とはいえ、去年から驚くほどグループの仕事が少なくなって、6人のファンからしたらやきもきするんじゃないかとか、同担の醜さとか、いろんなものをたくさん目にして、正直疲れてしまった。

有力視されている活動拠点先で、本当にその通りに活動を再開するということになったら、正直冷めてしまうかもしれない。キスマイでよかったじゃん、キスマイで叶えられなくてそこで叶えられる夢って何?って思っちゃう。ジャニーズを離れて活動すること自体がチャレンジであり彼の新しい夢なら、仕方ないか。

ジャニーズであることが重要、というか、キスマイでいてくれることが重要だった。
もうキスマイの曲を7人で歌ったり踊ったりは、そう簡単にしてもらえなくなったわけだから。

北山くんのことは責めてない。自分の心の整理が追い付いていないだけ。

 

全然関係ない話になるけど、記念日によく行くレストランがある。オーナーシェフにもよくしてもらっている素敵なお店。昨年10周年を迎えて、イベントにも参加をした。そんな大好きなお店が、8/31をもって閉店することが発表された。それも6月に。

北山くんと同じじゃん。

とか思いながら、とっても大切にしていたものをまた一つ、思い出に形を変えてしまうんだなあ~~と淋しくなっていた。そんなに気軽に食べに行ける値段ではあまりなくて、普段行けて年に3回くらいだったけど、この2ヶ月で4回訪問した。

キスマイもそうできたらよかったけど、ちょっと難しかったなあ。

 

担当を降りる、担降りはよく聞くけど、担当”が”降りる担降りでした。
いい経験。

 

北山くんのことはいまもこれからも大好き。
でも、今後の活動も同じ熱量で応援できるかは自信がない。
整理がつかなくてごめんなさい。

 

自分らしい生活を送っていけるよう、ゆっくり整えていこうと思います。
北山くんが新しいチャレンジをする前に、わたしはすでに2年前くらいから新しいことにチャレンジしてる真っ最中なんで!がんばります!

北山くん、お先に!!!!!!

*1:ジャニーズwebのブログ

*2:Twitter

8月末をもって北山くんがキスマイを卒業することになった

「自担がジャニーズ事務所を辞めたら私はどうする?」

日頃から考えていた題材。これは自分の中ではとてつもなく重要な問題。
とうとう目の前に立ちはだかる日がきてしまった。
実は、春先にぼんやりこんなことを考えていた。

これは、私が担当として、なのかもしれないし、キスマイが、なのかもしれないし、もしかしたら北山くんが、なのかもしれないし。そのときにはあまり確証はなかった。
昨年のコンサートはとっても楽しかったんだけど、何かこう、うまく言語化できないなにかを感じるところがあった。基本的にこういった違和感は受け手側に要因があると思っているので、自分の何かが変わってしまったのかなあって思っていた。
一方でキスマイも、新曲はあるのにシングルにはならない、YouTubeに新曲MVは公開してくれるけどシングルになる気配はない。というかレギュラー番組以外の動きがほぼない。なんか不思議だなあと思う要素が揃い始めていた。

そんな中、4/21に記事が出て、これは飛ばし記事ではないんだろうなと何となく覚悟した。というか、「そんなはずない!」と自分に言い聞かすことができなかった。

 

6/7の21:00に本人たちから報告があった。

その翌日6/8の20:10(午後8:10)に全員がブログを更新してくれた。

 

それを読んだいま、残念な気持ちや絶望感みたいなものと、形容しがたいけど、なんだかほっとした気持ちと、が沸き上がってきて、ぐるぐる、ぐちゃぐちゃしてしまっている。これは、アイドルおたくとしての自分(絶望)と、ビジネスパーソンとしての自分(希望)が両立しているからかなという感覚がある。


アイドルおたくとしての自分(絶望)

わたしはとにかく、”ジャニーズのアイドルである”ということにことさら価値を感じている。そしてそれを誇りに思っていると堂々と言ってくれるアイドルを応援してきたつもりである。半ばそれが執着みたいな形になっているとさえ、自覚している。

とにかく大きな規模の仕事がみたい。「大きいとか小さいとかじゃなくて~~~」って脳内のコウイチが言い出すけど、良いとか悪いの話をしたいのではない。単に好みの話だ。デカいコンサートは至高だと思っているし、大企業との大きな企画はとってもわくわくする。ジャニーズを辞めたら、まあまずそれは叶わない。あの規模で動いている他のアーティストを見れば素人でもなんとなくわかる。一般の社会人もそう。大手企業でなら億単位で動くプロジェクトの受発注なんてまあよくあることだけど、中小や個人事業主にはまず叶わない。
それよりなにより、7人の真ん中(概念)で、キスマイの曲を歌って踊っている北山くん。これがなににも変えがたい宝物。グループの中で輝く彼に惚れて担当になった。もちろん一人で歌って踊っている姿も好きだけど、あの7人の中で光り輝く姿がとっても大好き。ソロの仕事がたくさん舞い込んでも、それはどうしても譲れない。
究極、ほかのメンバーの脱退で、北山くんがキスマイに残っている立場だったら、ここまで迷っていなかったのかもしれない、とさえ思う。(言っておくが、誰一人に対して欠けてほしいなんて思ったことは一度たりともない)
ジャニーズのアイドルへの執着度を示す要素としてもう一つくらい挙げておくと、結婚も、ジャニーズのアイドルをやめて結婚されるより、アイドルのまま結婚してくれたほうが全然いい。
わたしはとにかくアイドルでいてほしいのだ。
 
ビジネスパーソンとしての自分(希望)
ここからは自分語りとなるが、わたしは未熟ながら人の人生や就業にかかわる仕事をしている。自身の選択を誤って苦しんでいたり、過大評価過小評価していたり、そもそも自分を見失っていたり…そんな人たちと毎日相対している中で、そもそも本人がやりたいことが明確になっている北山くんはとっても素敵だと思った。さすが北山くん。
わたしのいる世界でも、大手から中小へ・独立する人はごまんといる。今いる場所になにか理由があって、それは場所を変えないと変えられない。転職のきっかけなんてたいていそんなもんだ。やりたいことがあって、それが今の場所では叶わないのであれば、そのための力を付けて適切な場所を選べばいい。
自身のキャリアも転換期に入っている。
今の仕事をして9年目。仕事をガムシャラにやってそこそこ業務の知識も力もついて、資格も取って、業務外のことを大学で勉強をして、利害関係のない異業種の人たちと交流をして自分の志を共有して、だんだん視野が広がってきた。マネタイズ度外視でいろんなことしてみることが、いま一番めちゃくちゃ楽しいことだったりする。(というか今の時代”マネタイズだ””マーケティングだ”は、流れに追いつけない要素になりうるのではないかとすら感じる)今いるこの環境も全然悪くはない、むしろいいのかもしれない。けれど、新しいところへいってチャレンジしてみたい。それは現職でお金を積まれても、あまり関係がなかったりする。
周りにそれを話しても、いまの環境は恵まれてるし、今いる場所でもやろうと思えばやりたいことできるんじゃない?とも言われる。たしかにそう、そうなんだけれど。
もし。
北山くんと仕事の話をして、その理由と想いが、市況感に合っていれば迷うことなく背中を押すと思うし、合っていなくても、合ってないからすげー大変だけどがんばれよ!って激励すると思う。職場の仲間たちと「友達になりたい」というのが一番の理由なんだとしたら、たしかに今の場所を離れないと叶わない。なぜそう思ったのかは知り得ないけど、本当にそう思っているのであれば、仕方のないことなんだと思う。北山くんならなんでもできる漢だから。…彼が一般的な社会人ならば、ね。

でも彼の職業はわたしが大好きなアイドル北山宏光
背中を押すことでわたしの大好きなものを手放さないといけない感覚がある。それはとってもとってもいやだ。
 
北山くんはすごい人だし、かっこいい人なのは間違いないし、それはアイドルを辞めたって一ミリも変わらない、そんなことは応援してきた自分かよくわかってる、ジャニーズ事務所を辞めた彼に対する不安はなにもない。
ジャニーズであることにこだわってるなんて、いち個人をみていないのか?と言われれば、そうなのかもしれない。けど、普段仕事していたって社外の担当の人が転職を機に接点がなくなることになったら、頑張ってねとは思うと同時にすごく残念。もっと一緒に仕事したかったなって思うもん。
それに、たまたま解釈が合ってるからその人の人格をみている気になっているだけだと思ってる。見てきた時間が長いからって、友達ではないでしょう。一緒に仕事してきた仲間たちならまだしも、顧客にはなかなか腹の内を明かせないこともあるよ。それだけ北山くんは完璧なアイドルなんだ。北山担が一番それを知っているんではなかろうか。
そしてわたしは、アイドルとファンの、その関係性がとっても大好きなんだよね。
 
 
北山宏光という人格に、一番大好きなアイドル北山宏光を奪われてしまった。
 
 
アイドルとしての解釈が合っていて、いつでもみたいと思う以上のものを最高の状態で魅せてくれる北山くん。だけど、”ずっとアイドルで居続ける”ということだけが最高に合わなかった。辞めると決めた今でも、ジャニーズのアイドルというものを誇りに思い続けてるのは、よく分かる、だからこそ本当にかなしい。
それに、この生き方こそわたしの大好きな北山宏光なんだとすら思わせてしまう彼のすごさがある。
北山くんが、高校生になって、生きがいだったであろうサッカーを手放したから、わたしの大好きなアイドル北山宏光と出会うことができた。サッカーの時みたいに生きがいであったと思うアイドルを手放すことは、別に不思議ではないのかもなって思う。本当にすごい男を好きになってしまった。
「きっと彼なら辞めた先のことを何か考えているかも、準備しているかも」みたいなのも、そうかもしれないし、案外出てみないとわかんないし、みたいな、一か八かの勝負に出たのかもしれない。どっちにしても、彼らしいなって思ってしまう。

嘘がつけない、というより、嘘をつきたくない、んだろうな。と思ったりもする。
嘘をついてまでやりたくないっていうのは感覚的にはよくわかるから。

本人のブログからは、なんとなく、表舞台からは去らないような、そんな雰囲気がある。あとは、ジャニーズのアイドルでない北山宏光と再会したときに、わたしが受け入れられるかどうか、ただそれだけ。
今は正直自信がない。未来のことはわからない。蓋を開けたら、全然大丈夫で、むしろすごい熱量で応援するかもしれない。
わたしはかなりこだわりが強いし、偏りがあるし、思いこみも強い。そんな偏屈な人間が最高のアイドルを応援し続けられたなんて、幸せなことだと思う。
 
心残りなのは、テレビ画面を通して出ないと7人の姿は見られないということがわかった。私の宝物だったから。とっても残念。哀しい。淋しい。
とはいえ、徐々に匂わせ(意図的かどうかはさておき)てくれていたから、いまここまで穏やかでいられるのかもしれないなと思っている。
 
8月末、最後までKis-My-Ft2北山宏光を、全力で応援し続けたいな。
とりあえず今の自分の気持ちは、こう。卒業するまでにも、した後にも、明日にでも変わるかもしれない。けど、とりあえず書き記しておきました。
 
 
北山くん、大好きだよ。
 

北山くんがEndless SHOCKのライバル役として帝国劇場の舞台に立った

表題でこの記事の8割方終わったようなもんです。ここからは蛇足を書きたいと思います。

昨年「自担がEndless SHOCKのライバル役に抜擢された」というブログを書こうと思って、たたき台を下書きに入れたまま公開のタイミングを失いました。

北山くんがSHOCKに出ることは北山担ならもちろんそうだと思うのですが、多分に漏れずわたしの中でもかなり大きなことでした。ずっと待ちわびていたような、オタクの戯言であってほしいような、そんな不思議な気持ち。

このツイートも内輪で話してたことを、とうとうTwitterでも書き出してしまった…っていう流れだったんですよ。このツイートをしたまさに1年後、2022/9/8に本当にライバル役をやってくれている北山くんを博多座で観ているなんて、夢にも思わないじゃん。人生っておもしろい。

博多座の振り返りはいろいろあるのですが、いつも楽しくみているSHOCKに北山くんが出ているなんて…!?というか久しぶりの本編楽しすぎな?制限ある中でどうにか本編やってくれた演出家天才だな??みたいなほんとお祭りみたいな気持ちだった。
以下にもまとめてある。


ヒロミツをみての感想は、「これまでなんとなく違和感があった部分を解消してくれたライバル」
例えば、ブロードウェイの街でドラムの人を入れたらおもしろいことができるんじゃないか?のくだりで「ライバルが増えるのが怖いんですか???」の煽り。コシオカ・マツザキとの仲の良さをずっと見せてくれていたおかげで、挑発というよりもじゃれあいの範疇なんだろうな、ってやっと思えるやり取りになっていたり。
だからこそ、リカに怒鳴る一連も突然怒って、周りもおいおいとたしなめながらも「周りが見えなくなったらおしまいだぞ」につながるんだよなあって思って。
普段からキレてるのかなって人だと「周りが見えなくなったらおしまいだぞ」の言葉もいつも言われててもおかしくないよなって思ってしまい。これまで、コウイチがすごく嫌なヤツに見えるところがあって、たぶん自分の中でそう見えてしまうことがずっと嫌だったんだところもあったと思う。(コウイチはそんなやつじゃないのに…みたいな意味で)

一方で光一担と見に行っていて、幕間中に「ヒロミツ何考えているかわからなくて怖い」という話になったので、むしろその感覚で合ってるんでは?って話をした。カンパニーのみんなには明かしていない葛藤を子供のころから抱えていて、誰にも話すこともなくやってきたけど、オンブロに行ったらとうとうやり方も行先も見失って、そんな中変わらずコウイチは輝いている。(ようにみえる)

ライバル役が誰であれ、本物の刀にすり替えるのはSHOWに携わるものとしてあり得ない冒涜行為だと思っているけど、ヒロミツと相対しているコウイチを見ていると、コウイチの不安や周りが見えなくなっている様子もわかりやすくなったなという印象があった。北山くんの演技だけでなくて、脚本や演出を変えた部分も影響しているとも思っています。

赤い髪は、そういう解釈か~~という感じで、実はそこまでハマらなかった。しかし、それ以外の解釈はバチバチにハマってしまった。ホテルに帰って、ちょうど無料公開されていたMyojoの10000字インタビューを読みなおして、「北山くんの言ってることライバルの抱えてるやつなんよ…」と10年近く前のインタビューなのにこの人ブレないんだなあと感心しながら読んでいました。北山くんのことが好きだからヒロミツのライバル像・解釈がハマったというより、なるべくしてなったという感覚。こういう解釈する人だからそもそも好きになっていたのかもしれないなって。そんなファンと宏光とのEternalを感じました。

しかし「帝劇で観たい!」って声が大きいのにはびっくりした。わたしはなぜか現実に起こりそうなことはあまり具体的な願望を持てないタイプで(SHOCKのライバル役も本当に起こるなんて思ってなかった)まあ、また観られる機会があったらうれしいなあくらいは思ったりはした。

しかし、後半に観に行った時のカーテンコールで「宏光(ヒロミツ)のEternalみたいなあ!!」って光ちゃんが話していて「僕がどうこうできないですけどwww」と返す北山くんのやり取りを見て、この人が公の場で口に出したということは、何らかの形で何かが出てきそうだな~とざわざわした気持ちでいた。

 

それが、半年後に帝国劇場で本編・EternalをWキャストで同時上演が本当に現実に起こるなんて夢にも思いませんでしたけど!!!

 

こうはツイートしたけどさ、こんなん戯言じゃん?博多座を見る前、むしろ勝利のEternalも千穐楽を迎えてない頃(Higher演出を変更したとき)で、まさか本当にこんなこと起こるわけないと思ってふざけてました、マジで光一さんの手のひらの上で愉快に踊っている。

 

運よく本編もEternalも観ることができた。
赤髪ではなく、黒髪。
髪の明るいコウイチ(例年比)と対になっているビジュアル……で光と陰のメタファーにしか見えなくって勝手にしんどくなっていた。殺陣とか太鼓とかの並びは特に。
Eternalはとってもつらかった。北山くんがライバルかどうか関係なく、脚本とまだ仲良くなれていないのも多分にしてある。3年オーナーの劇場に立ったくらいでコウイチの背負っていたものなんてわかるわけないじゃん。って思ってしまうし、ヒロミツほんとに顔向けできなかったの!?それなのに3年ぽっちで顔見せられるとかほんとか!?って。ヒロミツのライバル象のおかげでよけいにそう思っちゃう。
本物の刀をコウイチが抜いた時に、その姿を見て泣いているヒロミツが、3年でああなるとはわたしには思えなかったよ…

---ここからは6/7の21:00以降に書いています。

 

今年の感想をもっとたくさん書きたかったけど、状況が一変してしまったのでバイアスなしには書けなくなってしまった。けど書いておこうかな…雑多に。

まず、編曲が変わっていた、よね!?特にギター・ベース、ドラム、キーボードがパワーアップしていた印象だった。サントラくれ~~~~!!!ラダーフライングのFlying2の太鼓も変わっていたと認識している。サントラくれ~~~~~~~!!!!!!MOVE ONも成熟してきているな~~~と思った。ショウリのMOVE ON観たかったな…サントラ()
脚本(セリフ)も微妙に変わっていたりした。わかりやすくなっていたけど、幕間の「わたしは…!なにがあってもコウイチについていくから」のあとに「それしかわかんないし…」って言っていた気がするのだけど、なくなっていた。あれはコウイチとライバルを突き落とすかなりなセリフだと思っていたんだけどなあ。

北山くんに関しては、とにかく歌もダンスもセリフ回しもパワーアップしていた。特に歌はちょっと気になる点が多かったけど、今回はほとんどなかった。
ダンスはもともと早取りで踊る人だなって思ってたけど、なんとかそろっていて。特に夢幻のターンは目視で合わせに行ってる感じがよかったなあ。
8連太鼓の表情はなかなかやばかったですね。最後のニヤリとする感じは変な声出そうになりました。北山宏光ヒェ~~~~~~
そして隙あらばコシオカといちゃこらしてて楽しそうだった。本当に昔から一緒だったような。というか、ふぉ~ゆ~とは、そうだったよね。ってしみじみしちゃうよね。

正直、自分の最後の観劇では、ある意味腹を括って観ていた。不純かもしれないけど、本当に最後になってしまうかもしれないという気持ちでみていた。彼が華麗に躍る姿の記憶は、”夜の海”が最後である。

 

---

 

4月26日に北山くんが退所の方向である旨の報道があった。
最近は報道されればほぼ確みたいな感じだったからある程度の覚悟はした。けど、さすがにSHOCK終わるまでは明言しないだろうとも思っていた。裏を返せば、SHOCKがある意味の一区切りになってしまう、ということ。
24時間テレビの時のそうだったけど、先輩や後輩と絡むお仕事でこのパターンになるの、本当に最悪だな~~って思う。(なにより今回は相手のファンが界隈でも最上級にやっかいである。)

ふと、昨年の博多座の時期に掲載されたTVガイドPersonのインタビューを思い出した。

”SHOCKに出たかった”という人たちの集まり。ちょっとサボっちゃおうなんて考える人は誰一人としていないし、どんな大変な作業でも、面倒だと思う人もいない。不純物がない。~略~何かを作り上げるとか、エンターテイメントを届けるって、本来そういうことだよなって改めて感じて、すごく感動する。そうだよな、こうあるべきだよなって(意訳)

このインタビューは北山くんのキャリア感にも突っ込んでくれていたのでとっても印象に残っている。(博多座の帰りの飛行機で読んだからなおさら心に残っているというのもあるかも。)そのなかでも上記のくだりは強烈だった。
SHOCKってそれほどものすごい現場なんだろうと想像するし、それを改めて体感した北山くんは、普段どんな環境でどんな想いでお仕事をしているんだろうか、と。

今年のパンフレットで「SHOCKをやって人生観が変わった」と語っている北山くん。

千穐楽の挨拶で「自分の考え方も変えてしまうくらいのエネルギーをがある作品」と言っていた北山くん。

きっと自分が強くそう感じたからこその言葉なんだと思う。

 

個人的には、とっても哀しくてとっても淋しい選択をされてしまった。できることなら選んでほしくなかった。けど、でも、それはおたくの宿命でもある。「わたしたちは現実を受け入れなくちゃいけないの」と心の中でリカが前を向かせてくれる。
光ちゃんが前々から声は上がっていたものの、大抜擢してくれたこと。「ヒロミツのEternalも観たい」と思ってくれたこと、そして翌年に実現させてくれたこと。

なにより、SHOCKに立つ北山くんを見て何度も何度も「北山くんを好きになってよかったな」って思わせてくれた。
本当にありがとう。北山くんは最高のアイドルです。

「前に進むとは、どういうことなのか。」

 

あなたにとってのShow must go on、走り続ける意味ってなんでしょう?